あなたはどのFIREを目指す?FIREの種類を徹底解説!

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おはようございます!ムッシュです!

今日はあなたはどのFIREを目指す?FIREの種類を徹底解説!というテーマをお伝えしていきます!

以前にも似たような記事を書いたのですが、もっと詳しく解説していきます

これからの時代、労働だけでどうにかできるのはほんの一握りの人達だけで多くは貧困にあえぐ未来が待っていると思います(怖っw)

他の方法でもあなた自身が幸せに過ごすことが出来れば問題ありません。FIREはその一つの方法でしかなのでみんながFIREすべき!とは思ってませんのでそのあたりご承知ください

ではいきましょう!

そもそもFIREって何?

FIRE(Financial Independence, Retire Early)とは、「経済的自立」と「早期リタイア」を目指すライフスタイルのことを指します。この概念は、主に資産運用を通じて得た不労所得で生活し、定年を待たずにリタイアすることを目的としています。

FIREの基本概念

  1. 経済的自立
    FIREでは、働かなくても生活できるだけの資産を築くことが重要です。具体的には、資産運用によって得られる利益や配当金で生活費を賄うことを目指します。これにより、労働に縛られずに自由な時間を持つことが可能になります。あとは稼ぎまくって一生分の生活費を貯めてしまうというのもあります。労働しても良いし、しなくても良いんです。金銭的に自分の世話は自分でできる状態、つまり「経済的に自立している」という事です
  2. 早期リタイア
    基本的にはFIREの目的は、通常の定年よりも早くリタイアすることです。多くのFIREを目指す人々は、30代や40代でのリタイアを目指しています。リタイア後は、資産を切り崩すのではなく、運用益で生活することが前提です。労働収入を必要とするものもあるので後述するFIREの種類が分かれていく大きなポイントですね。

FIREのメリットとデメリット

大まかには以下の通りです

メリット

  • 何にも縛られない自由な時間を持てる
  • 経済的な安心感を得られる
  • 新たな挑戦や自己成長の機会が増える

デメリット

  • 資産運用のリスクが伴う
  • 労働収入が必要な場合がある
  • 生活水準の制約があることも
  • FIREの生活リズムに合う人が少なく孤独を感じやすい

FIREは、経済的自立を目指しつつ、自由なライフスタイルを実現するための新しい考え方として、多くの人々に支持されています。

では本題のFIREの種類を解説していきます!

1. ファットFIRE(Fat FIRE)

Fatとは脂肪という意味ですが、脂肪は全く関係ありませんw

ファットFIREは、十分な資産を持ち、贅沢な生活を維持しながら早期リタイアを目指すスタイルです。ファットFIREでは、生活費に余裕を持たせるために、かなりの資産形成が必要です。あくまで一例ですが、金融資産が5億円以上ある場合など、豊かな生活を送ることが可能でFIREの中で最上位に位置します。

メリット

  1. 経済的自由
    ファットFIREを達成すると、資産所得だけで生活できるため、仕事をする必要がなくなります。これにより、自由な時間を持ち、趣味や旅行、自己成長に充てることができます。
  2. 生活の質の向上
    資産が豊富であるため、贅沢な生活を楽しむことができます。高級な食事や旅行、趣味にお金を使うことができ、生活の質を高めることが可能です。
  3. お金に関する不安の軽減
    資産所得で生活するため、経済的な不安が少なくなります。これにより、精神的なストレスが軽減され、より充実した生活を送ることができます。しかも現実的には現金も多く保有していることになるため経済的な不安は限りなくゼロになるでしょう。実際は不安が無くなるか否かは性格によるので絶対ではないようです
  4. 自己実現の追求
    仕事(収入)に縛られないため、自分の興味や情熱に基づいた活動に時間を使うことができ、自己実現を追求することが可能です。自分が興味を持ったものなら何をしても良いし、途中で辞めたとしても生活が困ることはありません

デメリット

  1. 高い資産形成の必要性
    ファットFIREを実現するためには、かなりの資産が必要です。一般的には、生活費に加えて贅沢費用を賄えるだけの資産を形成する必要があり、達成がかなり難しいとされています。
  2. 資産管理の難しさ
    資産を運用し続ける必要があるため、投資や資産管理に関する知識が求められます。市場の変動や経済状況に応じて、適切な運用戦略を立てることが重要です。何も考えず何もしなくても行ける領域ではないということですね。親からの相続とかでもない限り自分で築き上げられる人はごくわずかでしょう
  3. 生活スタイルの変化への適応
    早期リタイア後の生活は、仕事をしていた頃とは大きく異なるため、生活スタイルの変化に適応する必要があります。特に、社会的なつながりが減少する可能性があるため、孤独感を感じることもあります。
  4. 贅沢の誘惑
    資産が豊富であるため、贅沢な生活を続ける誘惑が強くなります。これにより、資産が減少するリスクが高まり、長期的な経済的安定を損なう可能性があります。

ファットFIREは、理想的なライフスタイルを実現するための魅力的な選択肢ですが、達成には慎重な計画と資産管理が必要です。

2. リーンFIRE(Lean FIRE)

leanは瘦せ細ったという意味でfatとは対極にあるイメージですね

リーンFIREは、最低限の生活費で経済的自立を目指すスタイルです。この場合、生活費は切り詰められ、贅沢を避ける必要があります。無駄を省き、効率的に資産を運用することが求められます。生活の質を維持しつつ、必要最低限の資金で生活することが目標です。おそらく一番ハードルの低いFIREです

生活は最低限で良いからとにかく働くのがイヤ!という人には向いているFIREかもしれません

メリット

  1. 早期リタイアが可能
    リーンFIREは、必要な資産額が比較的少なくて済むため、他のFIREスタイルに比べて早期にリタイアできる可能性があります。生活費を徹底的に切り詰めることで、少ない資産でも早くリタイアを実現できます。
  2. 自由な時間の確保
    リタイア後は、仕事に縛られず自由な時間を持つことができます。趣味や自己成長に時間を使えるため、充実した生活を送ることが可能です。
  3. コスト意識の向上
    節約を重視するため、無駄な支出を見直し、生活の質を向上させることができます。これにより、経済的な知識やスキルも向上し、将来的な資産形成にも役立ちます。
  4. 精神的な満足感
    物質的な豊かさよりも、精神的な充実感を重視する価値観を持つ人にとって、リーンFIREは理想的なライフスタイルです。自分の価値観に合った生活を送ることで、より満足度の高い人生を実現できます。

デメリット

  1. 相場環境の影響を受けやすい
    資産運用に依存するため、相場環境が悪化すると生活が厳しくなる可能性があります。特に、資産が少ない場合、経済的な不安が増すことがあります。
  2. 倹約生活のストレス
    生活費を徹底的に切り詰める必要があるため、倹約生活が続くことにストレスを感じる人もいます。特に、友人や家族との外食や娯楽を控えることが多くなるため、社会的なつながりが減少する可能性があります。
  3. 人的資本の育成が難しい
    リタイア後は働かないため、スキルや経験を積む機会が減少します。これにより、将来的に再就職を考える際に不利になることがあります。
  4. 生活の質の低下
    必要最低限の生活を送るため、贅沢や快適さが犠牲になることがあります。特に、物質的な豊かさを重視する人にとっては、満足感が得られない場合があります。

リーンFIREは、効率的な資産運用と生活費の管理を通じて早期リタイアを目指すスタイルですが、生活の質や精神的な満足感を維持するためには、綿密な自己管理と家計管理が必要です。

生活費が年間120万(月10万)ならNISA満額1800万と特定1500万の計3300万を利回り各4%(税引き後)で達成可能です

3. サイドFIRE(Side FIRE)

Side(サイド)は、「Side hustle=副業」が語源となっています(諸説あり)

サイドFIREは、主に副業やフリーランスの仕事を持ちながら、経済的自立を目指すスタイルです。このアプローチでは、フルタイムの仕事を辞めるのではなく、好きな仕事をしながら生活費を補うことができます。自分の趣味や特技を活かした仕事をすることで、自由な時間を得ることができます。

好きな仕事をして楽しんでいる場合は別に辞める必要はどこにもないですよね。働かないといけないけど資産収入と合わせて生活費を賄うので一番手堅いFIREといえます。

メリット

  1. 資産形成のハードルが低い
    サイドFIREでは、労働収入があるため、必要な資産額がFIREに比べて少なくて済みます。これにより、早期に経済的自立を達成する可能性が高まります。
  2. 収入の多様化
    労働収入と資産運用による収入を組み合わせることで、収入源が多様化します。これにより、経済的なリスクを分散でき、突発的な支出にも対応しやすくなります。
  3. 社会とのつながりの維持
    完全にリタイアするのではなく、働くことで社会とのつながりを保つことができます。これにより、孤独感を軽減し、精神的な充実感を得ることができます。
  4. 柔軟な働き方
    サイドFIREでは、自分のペースで働くことができるため、ストレスの少ない環境で仕事を続けることが可能です。好きなことを仕事にすることで、やりがいを感じやすくなりますしイヤな仕事は断ることも出来ます
  5. 生活のメリハリ
    労働を続けることで、生活にメリハリが生まれます。仕事を通じて新しい経験や人との出会いがあり、充実した生活を送ることができます。仕事を辞めた途端覇気を失う人も多いみたいなのでイヤでなければ仕事も悪くないですよ

デメリット

  1. 労働の必要性
    サイドFIREでは、労働収入が必要なため、完全に自由な時間を持つことは難しいです。働くことがストレスになる場合もあり、早期リタイアが目的の場合辛くなることがあります。しかしその職場にこだわる必要はないので資産収入とのバランス次第でイヤならやめるも選択肢に入れられます。
  2. 収入の不安定さ
    フリーランスの場合、労働収入は不安定な場合が多く労働収入が変動しやすいです。
  3. 時間の制約
    労働を続けることで、自由な時間が制約されることがあります。特に、フルタイムの仕事を持っている場合、プライベートの時間が減少する可能性があります。ワークライフバランス次第ですが労働収入1本よりかは良いくらいで高望みは禁物
  4. 資産運用のリスク
    資産運用による収入があるため、投資の知識や経験が求められます。市場の変動によっては、期待した収入が得られないこともあります。
  5. 長期的な計画の必要性
    サイドFIREを実現するためには、長期的な資産運用計画が必要です。これには、投資戦略や生活費の見直しが含まれ、計画的なアプローチが求められます。

サイドFIREは、経済的自立を目指しつつ、働き続けることで生活の質を維持するスタイルですが、労働の必要性や収入の不安定さなどのデメリットも考慮する必要があります。

FIREを目指す人は資産形成に躍起になりがちですが、労働収入の威力と安全性はバツグンなのを忘れてはいけません。サイドFIREはバランスがとりやすく再現性も高いため人気のFIREです

4. バリスタFIRE(Barista FIRE)

Baristaはカフェの店員の意味でいうなればアルバイトですね

バリスタFIREは、パートタイムやアルバイトなど責任の少ない仕事をしながら、経済的自立を目指すスタイルです。フルタイムの仕事を辞めて、より自由な働き方を選ぶことが特徴です。例えば、カフェでの仕事など、ゆったりとした環境で働くことが多いです。

サイドFIREは社員として働くのに対しバリスタFIREはアルバイトという違いがあります

メリット

  1. 必要資金が少ない
    バリスタFIREでは、完全にリタイアするのではなく、パートタイムで働くことで生活費を補うため、必要な資産額が通常のFIREに比べて少なくて済みます。これにより、早期に経済的自立を達成しやすくなります。
  2. 社会保険の利用
    パートタイムの仕事を続けることで、健康保険や年金などの福利厚生を受けることができます。特にアメリカでは、雇用主が提供する健康保険を利用できるため、医療費の負担を軽減できます。バリスタFIREを選ぶ方はこれが大きな理由になることが多いようです
  3. 自由な時間の確保
    フルタイムの仕事を辞めることで、自由な時間を持ちながらも、働くことで社会とのつながりを維持できます。これにより、精神的な充実感を得ることができます。
  4. ストレスの少ないライフスタイル
    完全なリタイアではないため、経済的な不安が軽減され、ストレスの少ない生活を送ることができます。働く時間を自分で調整できるため、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
  5. 資産運用のリスク分散
    労働収入があるため、資産運用の失敗によるリスクを軽減できます。投資の成果が思わしくない場合でも、働くことで生活費を賄うことができるため、安心感があります。

デメリット

  1. 完全なリタイアではない
    バリスタFIREでは、パートタイムで働く必要があるため、完全に自由な時間を持つことは難しいです。働くことがストレスになる場合もあります。
  2. 時間の制約
    働くことで自由な時間が制約されることがあります。特に、パートタイムの仕事が多忙な場合、プライベートの時間が減少する可能性があります。
  3. スキルの維持が難しい
    パートタイムの仕事を続けることで、スキルや経験を積む機会が限られる場合があります。将来的にフルタイムの仕事に戻る際に不利になることがあります。
  4. 生活水準の制約
    資産運用だけでは生活費を賄えない場合、パートタイムの収入に依存するため、生活水準を上げることが難しくなることがあります。

バリスタFIREは、経済的自立を目指しつつ、働き続けることで生活の質を維持するスタイルですが、働くことの必要性などのデメリットも考慮する必要があります。

自分の好きな仕事に出会えなかった人はサイドFIREよりバリスタFIREの方が良いと思います

ただ労働収入はサイドFIREより低くなることが多いと思われるので、資産収入が激減した場合バリスタFIREだと苦しくなるかもしれません

5. コーストFIRE(Coast FIRE)

Coastは海岸・~沿って移動する・楽に移動するという意味があります。海岸沿いは何も考えずに歩いて行けるということですかねw

コーストFIREは30~40代で老後資金の種銭を作り、あとは複利で転がし老後資金はそれで賄い、退職するまで労働収入で稼ぎそれで生活するというスタイルです。

老後資金を種銭が複利で膨らんでいくのに完全に任せ、種銭を稼ぎきった後は労働収入は全部使う(ほとんど貯金しない)という方法です

メリット

  1. 経済的な安心感
    コーストFIREを達成することで、老後の資金を心配する必要がなくなります。一定の資産を持っているため、将来的な経済的自立が見込め、精神的なゆとりを得ることができます。
  2. 働き方の柔軟性
    完全にリタイアする必要がないため、好きな仕事を続けたり、ワークライフバランスを重視した働き方を選択することができます。これにより、ストレスの少ない環境で働くことが可能です。
  3. 生活の質の向上
    コーストFIREでは、資産を築いた後は老後の生活費を気にせずに楽しむことができるため、旅行や趣味にお金を使いやすくなります。これにより、現在の生活を楽しむことができる点が魅力です。
  4. 資産運用のリスク分散
    労働収入があるため、資産運用の失敗によるリスクを軽減できます。投資の成果が思わしくない場合でも、そのまま継続して働くことで生活費を賄うことができるため、安心感があります。

デメリット

  1. 労働収入が必要
    コーストFIREでは仕事を辞めることができません。
  2. 資産運用のリスク
    資産運用にはリスクが伴い、投資の失敗によっては老後の生活が厳しくなる可能性があります。
  3. 長期的な計画が必要
    コーストFIREを実現するためには、長期的な資産運用計画が必要です。これには、投資戦略や生活費の見直しが含まれ、計画的なアプローチが求められます。
  4. 生活水準の制約
    種銭を早く作らないといけないため30~40代までの贅沢や快適さが犠牲になることがあり、人生で楽しい時期の生活の質が低下する可能性が高いです。

ちなみに20年で4000万円を達成するために必要な元手と利回りの関係は以下の通りです(複利計算)

利回り 10%: 約593万円

利回り 3%: 約2,210万円

利回り 5%: 約1,509万円

利回り 7%: 約1,035万円

種銭を貯める段階から投資しておけばもう少し楽になるはずです

インデックス投資家の中には積み立てでオルカンやSP500などに投資しつつ残りは貯金せず使い切るって人もいますね。過去のデータからだと15年以上の長期投資なら元本割れする確率は極めて低いというものもありますあくまで過去のデータなので未来は保障しません

オルカンの平均利回りは6~7%なので1500万の種銭を投資しながら作れば比較的難易度は低いでしょう。利回り6%(複利)で1500万の種銭自体オルカンで作るには計算上、毎月5万ほどの積み立てで15年もあれば達成可能です。あとは積み立てを辞めて全部使う生活をすれば20年後には4000万の出来上がりです

この4000万は少し前に老後4000万問題で話題になったので4000万と設定しました

年金と4%ルールで取り崩しながら生活しても年間230万以上になる計算ですね

最後に

FIREにはいろいろ種類があって楽しかったでしょうw

そして「自分に合っているのはどれか教えてほしい」と思った人も多いかと思います。

あえて言わしてもらうとそれを自分で決める所からFIREは始まっているんです!

自分でどうしたら良いかしかも資産形成をするのがどのFIREにも入ってます。資産形成は判断、決断の連続です。未来の保障はどこにもなくわからないことだらけで誰も正解を知りません、そこに自分が正解だと思う方向に行くのです。

それを誰かに頼ろうとするから投資詐欺に引っかかるんですよw

勉強しましょう!悩みましょう!決断しましょう!

その先にFIREはあります!(めっちゃ熱いwww)

今日も明日も楽しんでFIRE目指していきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます!

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