iDeco(イデコ)ってなに?メリット・デメリットとは?

株式

こんにちはムッシュです!

前回に引き続き個人事業主・フリーランスの方に向けての記事になりますが、会社員の方でも使える内容になってると思います

今回はみなさん聞いたことがあるでしょう!iDeco(イデコ)です!

初めて聞いた人にはとにかくわかりやすく、めっちゃ知ってる!って人にも人に説明する時とかに参考になれれば嬉しいです

ですが詳しくは「イデコ 国民基金連合会」で調べると公式サイトにいけます

イルカ(らしいです)のキャラクターが目印

証券会社のサイトよりコチラが先の方が良いかもしれません

ベースの知識は公式サイトの方が良いと思います

ここではそれをとにかくわかりやすくするのと、隠されたリスクを説明していきますね

iDecoって何?

めちゃくちゃ簡単に言うと

「老後資金は自分で作ってね(投資してね)、そのために国はめっちゃサポートするよ」ってこと

さらに金融知識のない人、投資したことない人にも比較的安全な方法ですよっていうのが「iDeco」です

比較的じゃダメ!絶対安全じゃなきゃしない!って言う方には、iDecoに限らず投資全般向いてないのでやめておいた方が良いでしょうね(;^ω^)

皆さんの中には株や債券みたいにiDecoっていうものができたと思っているかもしれませんが、iDecoはいわば投資信託みたいなもの

投資信託というのは株や債券などを、不動産関係だけや先進国だけ・新興国だけ・米国だけなど特定の種類をまとめたセット売りされているものに、お金を預け金融のプロがその特定の種類の中で売り買いをやってくれてその利益を分配してくれるというものです

なのでiDecoをするとなると大体は株・債券に投資をするってイメージになりますね

そして「何のセット売りなのか」はあなた自身で選ぶのがiDecoです

ちなみにiDecoではこのセット売りのことを投資商品って呼びます(他でも使いますけどね)

ではまずメリットからいってみましょう♪

SBI証券 ネクシィーズ・トレード

iDecoのメリット1 掛け金が全額所得控除

iDecoは証券会社に口座を作り、そこにお金を入金して(大体口座引き落とし)金融のプロが運用します

この入金を「掛け金」といいます

そして掛け金の年間金額が所得控除になります

所得控除って何?という方向けに説明しますね

税金の計算は個人事業主・フリーランスは(会社員は支出がない)

収入ー支出ー控除=課税所得

課税所得 × 税率 =あなたが支払う税金

って感じでこの「控除」に上乗せすることができます。

すると課税所得が減り税金が低くなるという感じです

課税所得の金額で税率も変わるので、もしかしたら税率も低くなるかもしれません

老後の資金を貯めるついでに今払う税金も少なくて済むということ

浮いたお金はさらなる貯金にも使えますし、他の投資や豊かにする浪費などなんでも使えますね

iDecoのメリット2 運用益は全て非課税

投資には一定期間毎に少しずつもらえる配当金(インカムゲイン)と、安い時に買い高くなったら売って差額で儲ける差額収益(キャピタルゲイン)に2つの収益があり、この2つを合わせて運用益といいます

本来運用益は約20%の税金がもっていかれるんですよ

けっこう大きいですよね。

iDecoで投資するとその税金が免除され、その分利益が増えるって感じ

積み立てNISAも同じですね

iDecoのメリット3 初心者に優しい

世の中に投資商品は何千とあり金融知識がない人が手を出すのは危険です

なぜならハイリスクなもの、手数料がやたら高いものも含まれていて(というかそっちの方が多い)ので老後資金を作るつもりが逆にお金を減らすことになりかねません

そこでiDecoでは国が厳選した約40個の投資商品しか選べないようになっています

すでにプロの審査をクリアしたものしか棚に並んでないということですね

iDecoのメリット4 受け取る時に控除が使える

実はiDecoを解約して受け取る時には税金がかかります

ですがそれは非常に優遇されている退職金控除というもの

だったらとらなくても良いだろ!とツッコミを入れたくなるくらい優遇されています(払う税金が少しだけ)

控除はメリット1でもお伝えした通り税金を安くするもの

これは個人事業主・フリーランスだけでなく誰でも使えます

ちなみに受け取る時は一括・分割・一括と分割の併用の3種類から選べ一括の分は退職金控除を、分割の分は公的年金控除が使えますよ

iDecoのメリット5 転職・退職時も関係なし

企業型DC(詳しくは割愛)などは近年転職が盛んになってきて問題が生じています

お金は預けてたけど運用されず手数料だけとられ続けてたやつ(詳しくは割愛)

iDecoはあなたが何回転職したり退職・起業・廃業しても、手続きが必要ですが続けられます

掛け金の上限があるからですね

続いてデメリットも見ていきましょう!

iDecoのデメリット1 60歳まで引き出せない

60歳以上になるまで辞めることはできません(引き出せません)

老後資金作りが目的のためそこまで大きな制約でもないですが、何が起こるかわからないのが人生

出し入れ自由が良いんですがね

老後の資金作り以外には使わせない!という国の意志を感じますw

iDecoのデメリット2 ルールが変わる

これは良い意味でも悪い意味でもルールが変わります

ここからちょっと難しい単語が多くなりますよw

2022年からは会社員でもiDecoを始められるようになったり幅が広がりましたが

公的年金控除の額が引き下げられたり(税金を多く払うことに)、2023年にはもしかしたら退職金控除のルールが変わることになるかもという話もあります

小規模企業共済を考えている人はコチラを見ておいた方が良いでしょう→小規模企業共済のメリットとデメリット

今後年金の受け取り金額やもらえる年齢の引き上げや少子高齢化の深刻化などでルールが変わる可能性は十分ありますね

あと細かいところだと特別法人税というのも今は機能してませんが、今後復活するかもしれません

復活すると利回りがそこそこ低下するので、掛け金をギリギリで計算してると思ってるほど資産形成できてないうことになるかも(詳しくは割愛)

ともかく予想外のことが起こることを十分考慮しないといけません

具体的には現金と投資の配分(いわゆるポートフォリオ)のバランスを考えておく

正解はないので何が自分にとって良いのか考えるだけでも十分ですし、それにしたがって行動するのが良いかと

まとめみたいになりましたねw

なんにせよiDecoをするには一番のリスクはここだと私は思っています

iDecoのデメリット3 証券会社は一度決めたら変えられない

iDecoは証券会社に専用の口座を作り行うのですが、一度証券会社を決めると変えることはできません

なので後で「こっちにしておけば良かったぁ・・」とならないようにしましょう

どこでも良いんじゃないの?と思われている人はとても危ないですよ

証券会社も利益が出ないのに仕事しないです

口座開設手数料・信託報酬(金融のプロが運用するので手間賃)・投資商品の売買手数料・口座の維持管理費などなどいろいろあるためそれらをちゃんと比べて選ぶのが無難ですね

証券会社も多いので個人的には最低でもSBI証券と楽天証券の2つは見ておいた方が良いと思います

ムッシュおすすめの商品

もしiDecoを始めると「ではどの投資商品に投資しますか?好きなの選んでください」って感じになるんですよ

特に投資初心者の方は「好きなのと言われても・・・」って感じでわからないですよね

何十個もありますから

投資商品は後でも変更可能なんですが、まずやっておいた方が良いというか無難なのは

【 emaxis slim全世界株(オールカントリー)】ではないでしょうか

詳しくはコチラ→eMaxis Slim全世界株とは

信託報酬も低く利回りも5%以上ですし、投資先が今はアメリカにかなり偏ってますが社会情勢の変化で、投資先を柔軟に対応できる(プロがやってくれる)のも魅力です

案件でもないんですが

投資初心者が最初に選ぶならコレは一考する価値は十分あるでしょう

※SBI証券と楽天証券にはありません。

最後に

私はiDecoは少額だけやってます

こんな記事を書いてあたかも全て知っているかのようですがまだまだ勉強中なんです

ころころルールが変わるし、変わったこと教えてくれないし( ;∀;)

メリットは十分ありますが、引き出せないということと小規模企業共済もやっててそちらの方が安全性は高いと思っているからです(利回りは悪いけど)

私はビビりなので少額から時間をかけて増やせるなら増やしていこうという感じですね

もし間違えてたり新しい情報があれば教えてほしいです!

今回も読んでいただきありがとうございます!

SBI証券 ネクシィーズ・トレード

コメント

タイトルとURLをコピーしました