FIREを実現するために必要なこと - FIREへの道 ~load to Fire~

おはようございます！ムッシュです！

今日はFIREを実現するために必要なことというテーマでお伝えできればなと思います

私自身がFIREまだできてもいないのにどの立場でものをいうと言われてしまえばそれまでなんですがｗ

しかしおそらくこの道の先にはFIREというゴールがあると感じざるを得ません！

FIRE（Financial Independence, Retire Early）を実現するためには、様々な要素が関わってきます。具体的にどのようなことを行えば良いのか要点をまとめてみました

ではいきましょう！

1. 目標設定

FIREとは何かを明確にする: FIREは単に早く引退することではなく、経済的な自由を得て、自分の好きなことをしながら生活することであり、働くことも働かないこともどちらも選べる状態を意味します。「働いてたらFIREじゃない」という人もいますが、そういう人は経済的自由よりも早期引退の方がしたい人ですね。それはそれで良いのですが私のように経済的自由だけが欲しい人もいます。どちらの考えも尊重すべきなのでどちらがより正しいというものでもありません
必要な資金の算出: 現在の生活費を基に、引退後の生活費を算出し、必要な資金を算出します。そのためには今の生活費の把握が必要です。いわば家計簿ですね。アプリでもノートでもなんでも良いので自分がわかりやすく続けやすいものを選びましょう。これをせずしてFIREしようというのは目的のない旅をするようなもの。目的がないので装備もわからないからおそらく途中であきらめることになるでしょう。
達成までの期間を設定: いつまでにFIREを達成したいか、具体的な目標を設定します。目標金額と実際の可能性を客観視できます。例えば10年後にFIREしたかったけど現実的ではないと判明し、じゃあ15年後にしようなど自分の思い描いているのが楽観的なのか悲観的なのかもわかります。計算してみると20年かかるだろうと思ってたら15年でできることがわかったということもあり得ます
FIREの種類を知る：一口にFIREといっても種類があります。そういうゴールもありだよねという感じでも良いですし、一番上のファットFIREまでのチェックポイントのようなFIREもあります。詳しくはあなたはどれが好き？FIRE全５種類を解説！をごらんください

2. 支出を減らす

まずは支出を減らす、見直すところから始めましょう。これは即効性が高く継続的にお金を残すことが出来るので先に手を付けておくべきものです。家計簿をつけてみて何にどれだけの金額が払われているか確認するだけでも大きな一歩。案外調べてみると「このお金何？」というようなものが見つかったりしますｗ

穴の開いた器に水は貯まりません。穴をふさいだり、小さくすることができればFIREへ大きく近づきます

固定費の見直し: 家賃、光熱費、通信費など、固定費を削減します。これが一番即効性と持続性の高い支出見直しです。少し面倒ですがする価値は非常に高いものです
変動費の見直し: 食費、娯楽費など、変動費を節約です。しかしとんでもなく高い場合は見直す必要がありますが生活の質に直結することになりますのでやりすぎは豊かな人生を歩むことに反します。何のためにFIREするのかを確認しながらの方が良いことですね。
ミニマリスト生活: 物質的な所有物を減らし、必要最低限の生活を送ることで、支出を減らします。ここで重要なのは「満足度の高い物、優先度の高い物は残す」ということそれさえも減らしてしまうと楽しく豊かな人生ではなくなります。そしてその満足度・優先度が見栄のためなら考え直した方が良いかもしれません。見栄は他人がいてはじめて満たせる欲望です。あくまで基準は自分。他人は関係なく自分が満足できる・優先順位の高いものは残しましょう。逆に低いものはドンドン削っていくとお金の効率が良くなります

3. 収入を増やす

FIREする上での加速装置＆成功確率アップが「収入を増やす」です。

これが非常に苦手な人が多いと思います。支出を減らすと比べ大きな労力が必要なわりに100%報われるわけでもなく時間もかかることが多いからです。現在が高収入で問題ないのであれば良いのですが、一般的には生活をしてさらにFIRE目指すとなると収入を上げることはほぼ必須といってよいでしょう

本業での収入アップ: 昇給交渉、スキルアップ、副業など、様々な方法で収入を増やします。注意点は「この資格をとれば給料が上がるはず！」と思いこまないようにしてください。会社からすれば「その資格とって給料上げるなんて言ってないよね？」って感じになるかもしれません。多くの会社はなにをどうすれば給料を上げるといった条件を明示してない所が多いと思いますので、先に「この資格をとればいくら給料を上げてくれますか？」といった交渉をしておいた方が良いでしょう
転職：日本ではあなたが何をできるかではなくどこで働いているかで収入が大きく変わる国です。全く同じことをしていても会社によって待遇は全然違います。自分を一番安く買いたたいてくる会社でダラダラするより、自分を一番高く買ってくれる所で頑張る方が合理的かつ効率的です
副業: 自分のスキルや経験を活かして、本業以外の収入源を創出します。日本は会社員の保護が非常に手厚いです。なのでそこで安定収入を得つつ、副業でリスクを負って当たりを引くまでチャレンジし続けるのが手堅い方法かと思います。副業が大当たりを引いて本業よりうまくいけば副業を本業にすればFIREまでの最短コースですね

4. 資産運用

本業にしろ副業にしろどうしても時間と労力の切り売りになってしまいがちですしFIREするには自分が何もしなくても収入が得られる状態を作らないと実現は不可能でしょう

つまり働くしか選択肢がないのです。支出を減らし収入を増やしたら投資をしてお金がお金を生むというサイクルに入りましょう。今は子供のお小遣い程度の金額から投資が出来ます。最初の力は非常に小さいですがそれがとんでもなく大きな力に成長するんです。

有名な話ですがフランスの経済学者トマ・ピケティさんが示したｒ＞ｇがあります

ｒは投資によって得られる利益、ｇは労働によって得られる利益が平均するとｒの方が大きいことがわかったそうです。リスク許容度や性格にもよりますが投資はFIREには必要です

投資の知識を身につける: 投資の基本的な知識を学び、自分に合った投資方法を選びます。
長期的な視点で投資する: 短期的な損益に一喜一憂せず、長期的な視点で投資を続けることが重要です。FIREは長期戦なので長期で利益を見る長期投資と相性が良い
分散投資: リスクを分散するために、複数の資産に分散投資を行います。投資信託やETFなどを活用するのが一般的、好み次第ではゴールドや仮想通貨なども良いかもですがあまりおすすめしません

5. いざという時のために

FIREにも不確実性はあります。会社が倒産やリストラされたり、投資で資産が致命的に減ってしまったり、ケガや病気になってしまったりします。そういった大ダメージを未然に防いだり、起こってしまった場合どうするかも想定しておくのが大事です

スキルアップ: 早期退職後も活躍できるようなスキルを身につけておくことが重要。投資での失敗や詐欺などに合って資産が大きく減ってもあなたのスキルは無くなりません。最後に頼れるのはあなた自身です
健康管理: 長く健康で豊かな生活を送るために、健康管理を徹底します。FIREしても痛い、苦しい、何もできない、どこにも行けないでは意味がありません。幸せの土台は健康です。異論は認めません

6. メンタル面の準備

目標達成へのモチベーションを維持する: 長期的な目標達成には、モチベーションが不可欠です。維持するというより下がることをしないといった方が正しいです。話は逸れますがモチベーションがあるから行動を継続できて目標が達成できるは間違いで、行動をして楽しいと感じるからモチベーションが生まれると思ってます。順番が逆ですね。行動しないとモチベーションは上がりませんし維持もできません。なのでモチベーションを下げることをしないというのは行動しないは辞めましょうということです
リスク管理: 投資にはリスクが伴うため、リスク管理を徹底します。リスクというのはハッキリ言って誰かに教えてもらうようなことではありません。ネガティブなことを調べ、考え、予測しそれが受け入れられるかどうかを自分で判断することです。それは同じ人でも時と場合、立場、性格などでバラバラなどで定期的に見直しをかけていくのが良いと思います
周りの理解を得る: 周りの人にFIREの目標を伝え、理解を得ることが大切です。けっこうこれが最大の壁となっている人が多いように感じます。特に配偶者の理解が得られず苦しんでる人が多い印象ですね。独身の私には無縁ですがｗｗ。なので効果的なアドバイスかどうかわかりませんがおそらく説き伏せようとしても無理ですし協力は得られないでしょう。特に投資はギャンブルと思っている人は日本人には多いので。まずは信頼を得ることから始めないとダメですね。稼ぐことに反対する人はいないでしょうし、普段から約束を守ったり家族を大事にする姿勢があれば耳を傾けてもらえるかもしれません