小規模企業共済って何?

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おはようございます!ムッシュです!

今回は小規模企業共済って何?というテーマを語っていきます!

個人事業主や中小企業経営者の間で、「節税の王様」として知られる小規模企業共済。 「掛け金が全額所得控除になる」という言葉に惹かれて、中身を深く理解せずに加入していませんか?

小規模企業共済は、正しく使えば資産形成を強力に加速させますが、出口(受け取り時)の設計を誤ると、せっかくの節税分が税金で吹き飛ぶこともあります。

今回は、小規模企業共済の仕組みから、メリット・デメリットを解説していきます!


1. そもそも「小規模企業共済」とは何か?

小規模企業共済は、独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が運営する、個人事業主や小規模企業の役員のための「退職金制度」です。

会社員は会社が退職金を用意してくれています(会社の義務ではないので絶対ではありません)

しかし個人事業主やフリーランスには退職金というものがなく自分で自分の老後をどうにかしないといけません。日本人は昔から家計管理などのマネーリテラシーが低いので老後に生活ができず困窮する人が出て不公平ではないかという風潮から1960年ごろにできたものです

自由を求めて起業したのに保障を求めるという何とも自分勝手なものですねww。

  • 掛け金: 月額1,000円〜7万円まで、500円単位で自由に設定可能(年最大84万円)。年に何回でも変更可能

2. 小規模企業共済の「強力なメリット」

なぜ「最強の節税ツール」と言われるのか、その理由を合理的視点で分析します。

① 【攻めの節税】掛け金が「全額所得控除」

これが最大のメリットです。例えば、課税所得500万円の人が満額(年84万円)を掛けた場合、所得税と住民税を合わせて約25万円も税金が安くなります。(※税率は2026年時点の概算) これは、投資の利回りに換算すると驚異的な数字です。

累進課税なので減税となれば所得の高い人ほど減税額も高くなる構造ですね

② 【守りの出口】受け取り時に「退職所得控除」が使える

廃業や役員退職時に一括で受け取る場合、「退職所得」として扱われます。退職所得は、他の所得と分けて課税され、さらに「退職所得控除」という非常に大きな控除が適用されるため、税負担を劇的に下げることができます。

③ 【緊急時の防波堤】契約者貸付制度

掛け金の範囲内で、低金利の実質的な「貸付」を受けられます。資金繰りが悪化した際、廃業せずに共済金を活用できる、経営者にとってのセーフティネットです。

大体ですが掛け金合計額の8割くらいを利息1.5%程度で借りることが可能です

投資上級者はこの制度で借りたものでさらに投資をして資産形成しているとか。しかし私含め多くの人には難易度が高すぎるためオススメはできません

3. 知らないと詰む「致命的なデメリット」

非常に有用な小規模企業共済ですが当然良い事ばかりではありません。リスクの把握は絶対必要です

① 【元本割れリスク】20年未満の解約(任意解約)

廃業ではなく、自分の都合で解約(任意解約)する場合、納付年数が20年(240ヶ月)未満だと必ず元本割れします。「節税目的」だけで加入し、早期に資金が必要になった場合、大損します。

まとめると「20年かけ続ける覚悟がない場合損する可能性がある」ということ。もちろん所得の高い人の場合、節税額の方が高ければ10年で解約というのも選択肢に入りますが多くの人は20年かけ続けることを念頭に置いておきましょう

② 【受け取り時の罠】出口の税金

後述しますが退職金控除はちゃんと考えなくてはいけませんし、ルールが変更される可能性もあります。若い世代の場合取り崩しを実践するのは20~30年後なのでその間にルールが変わると大幅に戦略を変更するまたは損してしまうことが確定するというリスクもあります。

個人的には損してしまうような変更はないと思われるのですが憶測でしかなく答えは「わからない」となります

また、年金として分割で受け取る場合は「公的年金等控除」の対象となり、他の年金と合算されるため、税率が上がる可能性があります。


4. 【最重要】退職金控除・iDeCoとの併用に注意

① 【退職金控除の枠は「一つ」】

小規模企業共済の退職金控除は、「他の退職金(例えば、iDeCoの一括受け取り)」と合算して計算されます。 つまり、小規模企業共済で控除枠を使い切ってしまうと、iDeCoの受け取り時に控除が使えず、多額の税金がかかる「iDeCo貧乏」に陥るリスクがあります。

② 【合理的な併用戦略(例)】

  • 戦略A: iDeCo→小規模企業共済の順で受け取る。10年空ける
  • 戦略B:小規模企業共済→iDeCoの順で受け取る。20年空ける
  • 戦略C: 小規模企業共済を「一括」で受け取り、退職所得控除を最大化する。iDeCoは「年金(分割)」で受け取り、公的年金等控除を活用する。iDeCoは投資信託なので投資期間が長くなればその分増える可能性がある(減る可能性もあります)
  • 戦略D:iDeCoを「一括」で受け取り、退職所得控除を最大化する。小規模企業共済は「年金(分割)」で受け取り、公的年金等控除を活用する。小規模企業共済は分割受け取りの設定後も一括受け取りに変更することが可能なので急にお金が必要になったという時にも対応できる(10年以上間をあけても退職金控除は使えない)

受け取り方は今の内からザックリと知っておいた方が良いです。しかし今20~40代くらいの人はまだまだ先で変更もされるかもしれないことなので変にこだわる必要はないでしょう。あくまでザックリで大丈夫だと思います


結論:小規模企業共済は「出口から逆算」して加入せよ

小規模企業共済は、加入時の節税効果は最強ですが、それは「将来の自分に税金を先送りしている」に過ぎません。

「今、いくら税金が安くなるか」ではなく、「20年後、自分はどうやってこのお金を受け取るか。iDeCoや他の資産とどう組み合わせるか」

未来のことは不確定で読めない部分もありますが、何も考えないのは一番悪手です

社会の制度を使い倒すのはFireの基本ですw。

いっぱい勉強してFireの目指していきましょう!

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