そういう手があったか!コーストFireとは?

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おはようございます!ムッシュです! 今回は「そういう手があったか!コーストFireとは?」というテーマを語っていきます!

ファットFIRE、リーンFIRE、サイドFIRE、バリスタFIREと深掘りしてきたシリーズも、今回のコーストFIREでいよいよ完結です。実はこのコーストFIRE、他の4つとは考え方の根本がちょっと違っていて、初めて知ったときは「そういう手があったか!」と正直驚きました。今日はその「逆転の発想」を解説していきます!

コーストFIREとは?おさらい

コーストFIREとは、老後に必要な生活費分の資産を、すでに確保できている状態を指します。「Coast(コースト)」は英語で「惰性で進む」「滑走する」という意味です。船や自転車が、それ以上こがなくても惰性で進んでいくイメージですね。

ポイントは、老後資金づくりという意味では、もう「こぐ」必要がない、という点です。今持っている資産を複利で運用に任せておけば、追加で投資をしなくても、老後には必要な金額に育っている。だから、今稼いでいる労働収入は、老後のために貯め込まなくても、今の生活のために自由に使っていい、という考え方です。

コーストFIREの仕組み:逆算計算がカギ

他のFIRE(ファット・リーン・サイド・バリスタ)は、「今すぐ達成するために、いくらの資産が必要か」を計算します。ところがコーストFIREは違います。「将来(たとえば65歳)に必要な金額から逆算して、今いくら資産があれば、あとは複利に任せるだけで到達できるか」を計算するんです。この発想の違いが、「そういう手があったか」と思ったポイントです。

具体例で見てみましょう。65歳の時点で4,500万円(月15万円の生活費を25倍ルールで試算)を用意したいとします。年利5%で複利運用できると仮定した場合、年齢によって「今すぐ必要な金額」はこう変わります。

25歳ならたった639万円、30歳でも816万円あれば、理論上は追加投資なしで65歳時点の目標額に到達できる計算になります。40歳でも1,329万円。もちろん年齢が上がるほど必要な金額は増えていきますが、いずれも「老後資金の全額」よりはるかに少ない金額で済むことがわかります。

実際に30歳で816万円を確保できた場合、その後の資産がどう育っていくかを見てみましょう。

グラフを見てわかる通り、複利のカーブは後半になるほど急角度になっていきます。追加投資を一切しなくても、時間が資産を育ててくれる。これがコーストFIREの一番の醍醐味です。

メリット・デメリットを深掘り

「そういう手があったか」で終わらせず、しっかり両面を見ていきましょう。

メリットをもう少し詳しく

一番のメリットは、老後資金の心配から解放されることで、今の収入を今の生活のために堂々と使えるようになる点です。無理に貯蓄率を上げ続ける必要がなくなるので、精神的な余裕も大きく変わります。「老後のために今を犠牲にする」生活から、「今を楽しみながら、老後の土台はすでにできている」生活への転換ですね。しかも早く始めるほど、必要な金額は少なくて済みます。20代のうちにこの発想を知れるかどうかで、その後の人生設計は大きく変わってくると思います。

デメリットをもう少し詳しく

一方で、当然ながら労働は必須です。今の収入がなくなれば、当然生活は成り立ちません。他のFIREのような「資産収入だけで生きていく自由」があるわけではない点は、誤解しないようにしたいところです。

また、この計算はあくまで「想定通りに運用できれば」という前提の話です。老後の生活費の見積もりが甘かったり、運用利回りが想定を下回ったり、インフレによって「必要額」自体が膨らんでしまったりすると、計画通りにいかない可能性もあります。コーストFIREを達成したからといって、その後は完全に放置していい、というわけではなく、定期的な見直しは必要だと思います。

他のFireより未来の不確実性に対するリスクは高いですね。自分の老後の金銭面を全て複利効果に賭けるということですから。

あとそもそも、金額は他のFireと比べ低い(若い世代は特に)ですがそれでもそれだけの投資金額を用意することすら困難であるという人は今の日本には多いでしょう

まとめ

  • コーストFIREは、老後に必要な資産をすでに確保できている状態で、今の収入は今の生活のために自由に使えるという考え方
  • 他のFIREと違い、「将来の目標額から逆算して、今いくら必要か」を計算する点が特徴
  • 65歳時点で4,500万円を目指す場合、25歳なら639万円、30歳なら816万円あれば、追加投資なしで到達できる試算になる
  • メリットは老後資金の心配からの解放と精神的な余裕、デメリットは労働継続の必要性と、想定が崩れた場合のリスク

これでファットFIRE・リーンFIRE・サイドFIRE・バリスタFIRE・コーストFIREと、FIREの全5種類を一通り深掘りしてきました。人によって「これだ!」と思うタイプは違うと思いますが、共通しているのは、どれも自分の人生をより自由に、より納得のいく形で生きるための選択肢だということです。

私は実現可能性や自分の性格からするとサイドFireがよく、投資や事業の調子によってはファットFireを狙うという計画です。仮に上手くいかなくてもサイドFireモドキみたい状態には手が届くと思うので今から楽しみですww

このシリーズを通して、みなさんはどのFIREが一番しっくりきましたか? ぜひコメント欄で教えてください!

それでは、また次回!

※この記事は筆者個人の見解であり、特定の資産運用手法を保証するものではありません。掲載している必要資産額の試算は、一定の前提条件(年利5%運用、追加投資なし等)に基づく目安であり、実際の金額は運用利回りやインフレ率によって変動します。投資は元本が保証されているものではないため、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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