おはようございます!ムッシュです! 今回は「長期金利が上昇ってどういうこと?」というテーマを語っていきます!
最近ニュースで「長期金利が30年ぶりの高水準」なんて見出しをよく見かけませんか? 正直「そもそも長期金利って何?」というところから引っかかっている人も多いと思うので、今日はそこから丁寧に整理していきます。
そもそも「長期金利」って何?
長期金利とは、国が発行する「10年物国債(こくさい)」の利回りのことを指すのが一般的です。国債とは、国がお金を借りるときに発行する借用証書のようなもので、私たちが銀行にお金を預けると利息がもらえるように、国にお金を貸すと利息(これが利回り)を受け取れる仕組みになっています。
この10年物国債の利回りは、住宅ローンの固定金利や、企業がお金を借りるときの金利のベースにもなっているため、「経済全体の金利の基準」として、ニュースでもよく取り上げられるんですね。
① どんなニュースなのか
- 発表日:2026年8月17日・18日
- 発表元:国内債券市場(日本経済新聞などが報道)
- 概要:長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時2.945%まで上昇し、1996年9月以来、実に30年ぶりの高水準を記録しました
- 背景:日本銀行が2026年6月に政策金利を約31年ぶりとなる1.0%程度まで引き上げたことに加え、さらなる利上げ観測が強まっていること、そして高市政権の積極財政に対する財政悪化への懸念が、債券を売る圧力になっているとされています
- 対象:住宅ローンを組む人、企業でお金を借りている経営者、そして株式や国債に投資している個人投資家など、幅広い層に関係してくる話です
これまでの流れをざっくり振り返ると、こんな感じで金利は上昇を続けてきました。

2024年3月にマイナス金利政策が解除されてから、じわじわと金利は上昇を続け、2026年に入って上昇スピードが加速している、という流れが見て取れますね。
参考:長期金利上昇、一時2.945% 財政懸念や日銀利上げ観測で|日本経済新聞
② 投資家として気になるポイント
ここからは私の見方です。金利が上がると、私たちの生活や資産にどう影響してくるのか、整理してみます。

気になるポイント①:住宅ローンや企業の借入コストへの影響
長期金利が上がると、住宅ローンの固定金利や、企業が銀行からお金を借りるときの金利も上がりやすくなります。これから家を買おうとしている人にとっては、月々の返済額に直結する話ですし、企業にとっては、借金をしてまで設備投資をするハードルが上がる、ということでもあります。
今はDXやAIを活用することが急務になっています。消費者や中小企業などはそこまで関係ないとは思いますが設備投資が必要な業種の方にはマイナスですね
気になるポイント②:株式市場への影響
金利が上がると、株式市場、特に「成長株(グロース株)」と呼ばれる、将来の大きな利益成長を期待されている銘柄には逆風になりやすいと言われています。将来の利益を現在の価値に置き換えて計算するときに使う割引率(金利が高いほど、将来のお金の価値を低く見積もる計算上の率)が上がるため、理論上、株価が下がりやすくなるためです。わからない人は「へ~そうなんだぁ」くらいに思ってて大丈夫です
一方で、銀行株や保険株のように、金利が上がることで収益が改善しやすい業種もあります。金利上昇は「株式市場全体にとって悪いニュース」と単純化されがちですが、実際には業種によって明暗が分かれる、というのが実態に近いです。
実際金融関係の業績は最近絶好調ですね
気になるポイント③:個人向け国債・預金金利への追い風
見落とされがちですが、金利上昇は「お金を貯める側」にとっては嬉しい変化でもあります。実際、2026年8月募集分の個人向け国債の金利を見ると、変動10年が1.87%、固定5年が2.06%となっており、数年前とは比べ物にならない水準まで回復してきています。長らく「お金を寝かせておいても増えない」時代が続いていましたが、貯蓄にも利息がしっかりつく時代に戻りつつある、という側面もあるんですね。
③ 自分ならどう動くか(動くつもりか)
あくまで私見・私の場合の話として書いておきます。
- 保有銘柄への影響:成長株中心の銘柄は正直やや警戒しています。決算内容と合わせて、しばらくは様子見のスタンスです
- 新規に気になったところ:個人向け国債の金利が改善してきているので、生活防衛資金の置き場所として、あらためて選択肢に入れておこうと考えていますがおそらく買わないでしょうね
- 変えないこと:金利がどう動いても、高配当株・インデックスを中心にコツコツ積み上げていくという私の投資の軸自体は変えるつもりはありません
「絶対にこうすべき」という話ではなく、あくまで今の私はこう考えている、というくらいの温度感で捉えてもらえればと思います。
まとめ
- 長期金利とは、10年物国債の利回りのことで、住宅ローンや企業の借入金利の基準にもなっている
- 2026年8月、長期金利は一時2.945%まで上昇し、30年ぶりの高水準を記録した
- 背景には、日銀の利上げ観測と、積極財政による財政悪化への懸念がある
- 金利上昇は、住宅ローンや企業の借入コストにはマイナス、成長株にもマイナスに働きやすい一方、銀行株や個人向け国債・預金金利にはプラスに働きやすい
- 私自身は、成長株はやや様子見しつつ、高配当株中心の投資軸は変えないつもりでいる
このニュース、みなさんはどう見ていますか? 住宅ローンを検討中の方や、株式投資をしている方は特に、他人事ではない話だと思います。コメント欄で意見交換できると嬉しいです。
それでは、また次回!
※この記事は2026年8月時点の情報をもとにした個人の見解であり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
参考情報源


コメント