実体験 iDeco(イデコ)と小規模企業共済どちらをすれば良いの?
こんにちは!ムッシュです!
今回は確定申告が迫っている今にお伝えしたいことがあります
それが小規模企業共済とiDeco(イデコ)です
私の周りの個人事業主ではiDecoは知ってるけど小規模企業共済は知らないという人が多かったため解説をしようとなりました!
聞いたことある人もない人も見て損はないと思いますので最後まで見てください
過去にもブログにしてるのでそちらのリンクも貼っておきます
ではいきましょう!
iDeco(イデコ)って何?
iDecoというのは簡単に言うと
比較的安全で節税しながら投資信託で老後資金を作りましょう
という感じ
漢字多くてわかりにくかったですかね?
でもかなり短くまとめましたw
過去にも記事にしていますのでよかったらコチラも見てください
以前の記事の方がかなり詳しく載ってます
今回のは要約したものと思ってください
そして特徴なのですがわかりやすさ重視で要約すると
- 掛け金が全額所得控除になる
- 運用益が非課税
- 60歳まで引き出せない
- 受け取る時に税金をとられる
- 国が選んだ投資信託しかない
掛け金が全額所得控除になる
iDecoは投資です
そして毎月一定額積み立てていく(これを掛け金と言います)のですが
この年間の掛け金が全て所得控除になります
税金の計算みなさん知ってますか?
収入 ー 経費 ー 控除 = 課税所得
課税所得 × 税率 = 税金
という感じの計算で税金が決まります
この控除の金額に掛け金をプラスすると課税所得が少なくなり税金も少なくなるという感じ
人によって掛け金の上限が違い、個人事業主はこの恩恵を非常に大きく受けれて最大年間816000円分使えます
少ない人でも20万以上は掛けられるため節税効果としては十分ですね
ここで注意ですが816000円税金が安くなるわけではないですよ
それに税率をかけた金額になるため多くの人は20~30%になると思いますので16万~25万程の節税になるイメージ
老後資金を貯めながら節税できるという中々美味しい制度なので老後資金として預貯金に入れておくよりかはいいのではないでしょうか
運用益が非課税
投資をして得た利益には税金がかかりますがiDecoには税金がかかりません
これだけで投資としては十分メリットがありますね
60歳まで引き出せない
積み立てた掛け金は60歳以降にならないと引き出せない仕組みです
これを「資金拘束」って言います
字そのままの意味ですね
老後資金用の積み立てだからそれまで引き出す必要ないでしょ?といった感じです
受け取る時に税金をとられる
所得控除はありますが受け取るときは別
もちろん退職金控除や公的年金控除を使って節税はできますが税金はかかると頭の隅に覚えておきましょう
詳しくは知っても良いですが知らなくても良いです
なぜならルールが変わるから
今詳しく調べる事は悪いことではないですし私は調べました
ですが税制は毎年変わるため55歳くらいから調べても遅くないと思いますよ
とにかく「もらう時に税金かかる」とだけ覚えておきましょう
国が選んだ投資信託しかない
投資信託は何千という種類があり、その中には投資する価値のないゴミみたいなものがあります
iDecoは投資初心者でも比較的安心して老後資金を投資で作れるようにするため
そういったゴミを金融のプロが排除してくれています
なので投資初心者でも比較的安心して投資できる状況なんです
投資の世界に「絶対安心」はないですですが「比較的安心」までならうまくやればできますよ
それをiDecoではやってくれてる感じ
人気なのはemaxsim slimの全世界株でしょうね
私もこれにしてます
小規模企業共済って何?
小規模企業共済もiDecoとほとんど同じようなものなのですが違いもあります
特徴をわかりやすく解説していきますね
- 掛け金が全額所得控除になる
- 受け取る時に税金をとられる
- 個人事業主しか使えない
- 20年未満の場合元本割れする
- 主に国内債券に投資している
掛け金が全額所得控除になる
受け取る時に税金をとられる
この2つはiDecoとほぼ同じです
掛け金の上限は70000円です
ちょっとややこしい部分もあるのですがそれも今後ルールが変わるかもしれないためあとで調べるでも問題はないです
現時点での詳しい内容はコチラ
個人事業主しか使えない
そのままの意味ですが元々日本は会社員には厚生年金などで手厚い保障がされている国です(感じないかもしれませんがw)
しかし個人事業主にはそれがありません
若いうちならまだしも老後に保障のない生活はリスクが高い
そこで
個人事業主は自分でどうにかしてくださいね、そのために少しやりやすくしておくよ
といった感じ
個人事業主が法人に変わっても使えなくなりますのでご注意を
20年未満の場合元本割れする
小規模企業共済はいつでも解約できます
ですが引き出すタイミングによって戻ってくる金額にだいぶ差があり、詳しくは「中小企業基盤整備機構」のHPを見てほしいです
決してめんどくさいからではありません!w
4つに分かれていてほとんどの場合掛け金の合計以上の金額がもらえます
しかし20年未満での解約は元本割れしますよ
逆を言えば20年以上だと元本以上の金額になるということ
主に国内債券に投資している
iDecoは投資信託の商品によって投資対象が変わります
しかし小規模企業共済は1択で選べません
メインは国内債券で25%ほど国内株式・海外債券・海外株式に投資していますね
これは毎年変わるためチェックはしておいた方がいいでしょうが、先述した20年以上積み立てると元本以上の金額を返すというのをある程度保証しているため手堅い債券市場からは出ないと推測してます
iDecoと小規模企業共済は同時に使える
ここで注目なのはiDecoと小規模企業共済は同時に使えるということ
そして掛け金上限まですれば税率20%の人は30万以上の節税ができます
老後資金を貯めてさらに年収が30万増えるようなものですね
まぁそのためには月々14万近く貯金できる状態にないとできないんですがね
掛け金は替えられる
小規模企業共済は基本的にいつでも、iDecoは年に1回掛け金の変更ができます
しかしどちらも変更までは書類を郵送したりして最短でも2か月はかかるため計画性は必要ですね
私もiDecoの掛け金変更をしましたが年末に申請して反映されるのは翌年の2月でしたね
結局どちらをしたらいいの?
目的によりますが節税がメインなら両方しておいた方が良いでしょうね
私はどちらもしてます
しかしどちらも投資である以上リスクがありリターンもある
リスク許容度は人それぞれなんですがリスクがとれる人はiDeco、リスクが怖いかたは小規模企業共済って感じでしょうか
リターンも同じでiDecoの方がリターンは高いでしょうね
絶対ではないですし元本割れリスクもiDecoの方が高いです
最後に
どちらも国が後押ししてくれる優遇政策なので個人事業主はもちろん会社員の方も使って損はないと思いますね
私も可能なら両方満額掛けたいです
老後資金を確保しておくのはFireにとって非常に重要、30代の私もまだ20年以上あるので長期的に計画して経済的自由を獲得します!
今日も明日も楽しんでFireへの道を歩んでいきましょう!
今回も読んでいただきありがとうございます!
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