高配当投資家として利回りは注目するポイント。高い方が嬉しいに決まってますw。しかし利回りが高いから購入するのはさすがに早計ですね。今利回り1位(Yahooファイナンス調べ)のダイドーリミテッドに私なら投資するか否かを語っていきます(あくまで私見なので悪しからず)
結論からいうと「投資しません」
1. 収益性:本業は「薄氷の黒字化」へ
直近の2026年3月期(2025年度)の決算状況を見ると、長らく続いた営業赤字からようやく営業利益の黒字化が見え始めています。
- 現状: 主力がが苦戦する一方、買収したジャパンブルーの寄与や、不採算店舗の整理(負の遺産の清算)を進めています。
- 課題: 営業利益レベルではまだ「1,000万円(予想)」といった僅かな黒字であり、本業で安定的に稼ぐ力は完全には回復していません。
2. 安全性:自己資本比率の急低下
かつては50%を超えていた自己資本比率が、直近(2025年11月・2026年2月発表分)では25%〜30%程度まで低下しています。
- 要因: 継続的な純損失による利益剰余金の減少に加え、後述する「過剰な株主還元」が自己資本を削っています。
- 判断: すぐに倒産する水準ではありませんが、企業としては財務の「遊び」がなくなってきている警戒水準と思われます。
3. 株主還元:異例の「年100円」配当
最大の注目点は、業績が低迷しているにもかかわらず、1株あたり100円(配当利回り7%超)という極めて高い配当を維持・継続していることです。
- 原資の問題: 利益(稼ぎ)が出ていないため、通常の「利益剰余金」ではなく、過去に蓄えた資産の売却益や資本剰余金を切り崩して配当を行っています。詳しくはわからなかったですが最悪投資家たちから集めた資金を配当に充てている可能性もあります。いわゆるたこ足配当というやつですね
- 背景: 背景には、物言う株主からの強い圧力があります。株主提案を受け入れ、保有不動産や政策保有株式を売却して現金化し、それを配当や自社株買いとして株主に「全額返す」ような状況です。
客観的な診断結果
| 診断項目 | 評価 | 理由 |
| 稼ぐ力 | △ 厳しい | 営業利益はトントン。構造改革の成果待ち。 |
| 財務の健全性 | ⚠ 注意 | 自己資本比率が急減。資産の切り売りで耐えている。 |
| 株主還元 | ◎ 異常に高い | 8%近い利回りは魅力だが、持続可能性に甚だ疑問。 |
| 投資判断の視点 | ハイリスク | 資産を出し尽くした後に本業が復活できるかが鍵。 |
結論
ダイドーリミテッドは現在、「会社の貯金を株主に配り切ることで、株主の支持を繋ぎ止めている」状態です。
「利益がないのに資本(剰余金)を切り崩して配当を出す」という手法をとっており、投資家としては「高い配当金をもらいつつ、本業が復活するまで会社が持つか(あるいは会社を解体して還元し切るか)」を見極める、非常にリスキーな銘柄といえます。
ただこれはあくまで私見ですし、私は長期投資家なので投機的な投資をしている人ならどうかわかりません
私の投資の判断基準はコチラ↓
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