こんにちわ!ムッシュです!
今日はインデックス投資の「出口戦略」を誰も語らない理由。暴落時に取り崩せますか?というテーマを語っていきたいと思います!
新NISAの普及で「インデックス投資」はもはや国民的ブームとなりました。YouTubeやSNSでは「オルカンを買え」「S&P500を積み立てろ」という入り口の話ばかりが溢れていますよね。
その熱に煽られて始めた人も多いはず
しかし、お金は増やして終わりではありません。お金は使ってナンボのものです。
SNSなどでは不思議なほど「どうやって売るか」という出口戦略(エグジット)を具体的に語る人が、驚くほど少ないです。

「積み立てれば将来は数千万円になる」というシミュレーションは簡単です。しかし、もしあなたが65歳になったその年に、リーマンショック級の暴落が来たら?その時、あなたは予定通りに資産を取り崩せますか?
今回は、多くのインフルエンサーが避けて通る「インデックス投資の出口の真実」を深掘りします。
1. なぜ誰も「出口」を語りたがらないのか?

理由はシンプルです。「入り口」よりも圧倒的に難しく、人によって正解が違いすぎるからです。
- インフルエンサーの都合: 「毎月3万円積み立てるだけ!」という話は簡単でクリックされますが、「65歳からの資産取り崩しシミュレーション」は地味で、視聴率が取れません。
- 「正解」がない: 寿命、年金額、家族構成、健康状態によって、いつ、いくら売るべきかは千差万別です。
- 「売る」のは買うより10倍苦しい: 20年以上かけて育てた「資産(我が子)」を売却していく作業は、想像以上に精神的苦痛を伴います。
2. 最大の恐怖「シーケンス・オブ・リターン・リスク」
あなたが引退した直後の数年間に暴落が来ることを、専門用語で「シーケンス・オブ・リターン・リスク(収益率の順序のリスク)」と呼びます。これが、出口戦略における最大の敵です。
なぜ暴落時の取り崩しが「致命傷」になるのか?

例えば、1,000万円の資産から、毎年40万円(4%)ずつ取り崩すとします。
- 上昇相場で取り崩す場合: 資産が増えながら売るので、元本は減りにくい。
- 暴落相場で取り崩す場合: 資産が半分(500万円)になった時に、これまでと同じ40万円を売ると、資産に占める割合は「8%」に跳ね上がります。
安値で大量に売却してしまうと、その後の相場回復の波に乗るための「元手」が失われ、資産の寿命が劇的に短くなってしまうのです。これが「出口」の恐ろしさです。
3. 巷で話題の「4%ルール」の罠
米国のトリニティ大学の研究で有名な「4%ルール(資産の4%ずつ取り崩せば30年後も資産が残る確率が高い)」ですが、これを鵜呑みにするのは危険です。
- 為替リスク: 米国株が上がっても、円高になれば日本人の手取りは減ります。
- 物価上昇(インフレ): 4%という定率で引き出しても、物価が利回り以上に上がれば生活が苦しくなります。
- メンタルの限界: 資産がみるみる減っていく中で、「ルールだから」と機械的に売り続けられる人は稀です。
- 税制の改変:20~30年後には税制が変わっている可能性があります
つまり不確定要素がゼロではないのです。投資家界隈だと有名なルールなのですが不確定要素が複数重なることも考えられます
どこまでいっても投資に絶対安心はないということを肝に銘じないといけません
4. 暴落時でもパニックにならない「3つの出口戦略」

では、私たちはどうすればいいのでしょうか? 賢い投資家が準備している「守りの戦略」は以下の通りです。
① 「定率」と「定額」のハイブリッド
- 好調な時: 「定率(資産の4%など)」で取り崩し、余った分は贅沢や予備費に。
- 暴落時: 「定額(生活に必要な最小限)」のみを取り崩す。あるいは、取り崩しを一時停止する。生活レベルをむやみ上げていると苦しくなりますね
② 「現金クッション」を2〜5年分持っておく
これが最も現実的な解決策です。 投資資産とは別に、「暴落が来ても3〜5年は投資を売らずに生きていける現金」を確保しておきます。歴史上、ほとんどの暴落は5年以内に回復しています。このクッションがあれば、安値で「我が子」を売らなくて済みます。
①と組み合わせるのありですね
老後の収入が少なくなったときでも大丈夫なように生活防衛資金も増額しておく方が良いかもしれません
③ 資産の「色分け」
すべての資産をインデックスにするのではなく、出口が近くなったら以下の構成にシフトしていきます。
- バケツ1(現金): 近々使うお金(生活費数年分)
- バケツ2(債券・高配当株): 安定した分配金を生むお金
- バケツ3(インデックス): 10年以上先に使う、増やすためのお金
まとめ:投資は「出口」を決めてから「入り口」に入るもの
インデックス投資の真のゴールは「死ぬ時に一番金持ちになること」ではありません。「育てた資産を、人生の満足度のために賢く使い切ること」です。
- 「シーケンス・リスク」を正しく理解する。
- 暴落時に売らなくて済むための「現金バッファ」を確保する。
- 「定率」取り崩しで、相場の波を受け入れる。
「積み立てさえすれば安泰」という思考停止を捨て、今のうちから「どう使うか」のイメージトレーニングを始めておきましょう。
FIRE達成に向けて頑張っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます!!

コメント