高配当株を売却するタイミングとは?

Uncategorized

こんにちは!ムッシュです!

今回は高配当株を売却するタイミングとは?ということを語っていきます

株式投資は買う時より売る時が難しいとも言われていますね

特に配当金を狙う高配当株投資の場合、基本的に買ったらほったらかしで配当金を自由に使うというものです。(再投資すべきだ!という過剰反応は辞めてくださいw、「自由に使う」には再投資も含まれます)

けど実際は値上がりした、値下がりした場合はどうするんだや、利益確定・損切はすべきでないのかという問題が生まれます。あくまで私見ですがそういったときどうしたらいいかをお伝えしようと思います

株価が下がった時(損切する時)

私は株価が下がっても損切しません。つまり売却しません

高配当株投資は言うまでもなく長期投資です。そして目的は配当金なので株価が下がっても問題ありません。むしろ下がった理由によっては買いましても良いくらいです。

長期投資の場合、一時的に株価が下がったとしても何年後には株価は戻っている場合がありますので、それまで配当金もらいながら気長に待っておけば良いと思いますね

株価が上がった時(利益確定する時)

原則売却しませんが、どれだけ上がったかによります

今はざっくり計算で元の株価の4倍になれば検討し始めて、そして7倍になれば売却しようかと思っています

ではなぜ4倍や7倍なのでしょうか。それは4~7倍までなれば私がその銘柄でもらえる一生涯で配当金の額とほぼ同じになるからです。

同じ100万なら40年後にもらえるより今もらった方が価値が高いといえばわかりますかね

あくまで私の計算でですが詳しい計算を載せます

株価100円で4%利回りの配当4円の銘柄があったとします

私は30代後半です。なので計算しやすくするために40歳として80歳まで生きると仮定すると配当金を40年間もらい続けることになります

高配当株の場合、増配により配当金も高くなる可能性があります。その割合を3%増と仮定します。本来は複利計算になるため年ごとに雪だるま式に配当金は増える計算になりますが、実際は配当金は毎年増えるわけでもなく3%に満たない場合もあるため40年間の内半分までつまり60歳までの20年間をキレイに増配したと仮定し60歳時点の配当金を40歳から80歳の40年間もらい続けたとします

ここまでわかりますか?不確定要素が多いので実際とはある程度の乖離があるのは承知の計算方法なのはご容赦ください

例でいうと100円の株4%利回り、配当金4円が20年毎年3%増配し続けた結果は7.4円。この7.4円を40年間もらうという計算方法です

7.4 × 40 =296

元々の株価が100円なので100+296=396で元の株価より約4倍になります

しかし今は男性の平均寿命でも80歳超えてますし、人生100年時代とも言われています。長生きリスクという言葉もありますし100歳まで生きることも想定しないといけません

同じような計算方法だと40歳から100歳まで生きるので70歳になる30年後まで増配し続けたとして、4円の配当金が増配率3%で増配とすると9.7円まで増配します。これを100歳になるまでの60年間もらい続けると

9.7 × 60 = 約583円

元々の株価は100円なので100 + 583 = 683なので約7倍です

ここまで株価が上がれば生涯でもらえる配当金を「今」もらえるようなものですので売却しても問題ないかと思います。実際90歳超えて配当金を安定的にちょろっともらえるのと、アラフォーの今ドカッともらえるのかなら今もらえた方が価値が高いのは言うまでもありません

再投資してもいいし、使っても良いです。その銘柄を選んだ自分へのご褒美みたいなものですね

年齢を重ねると・・・

先述した計算方法だと年齢を重ねるごとに売却へのハードルが低くなる傾向にあります。

売却し続けて保有株数がドンドン減っていくことでしょう。

それが狙いです。

そうなっているというのは現金比率がドンドン上がることになります。年齢が上がればリスク許容度は下がりやすくなります。つまり株式などと現金の割合を調節して現金を多くしておいた方が良いとなります

もちろん理想論です。含み損の株ばかりになることも十分考えられますからね

自分の感覚での判断でなく条件を決めてそれを遵守することで勝手にリスク許容度に合わせた割合に調節できる方法だと思います

雑な計画と思われるかもしれませんが、進みたい方向が合っていれば多少ズレていても良いかと個人的には思いますし、おそらく変な事にはなりません。未来を正確に予測するなんて不可能なので大体の方向性だけ合わせていてその都度変更していくというのが現実的かと思っています

※私は同時にインデックス投資もしてます。そちらは4%取り崩しルールをするつもりなので資金が枯渇するという事態にはなりにくい予定です

※高配当株投資に資金を集中させ過ぎるとリスクの高い状態になるためおすすめしません

減配したとき

高配当投資は配当金を得てキャッシュフローを安定的にいただくというのが目的です。

企業選びを入念にしたところで経済環境や事業の失敗、そもそもの銘柄選びが間違えている場合もありますので減配を行う企業も出てきます

この時に利回りをどう計算しているのかもポイントです

利回りは2つの計算方法があります。

配当金÷簿価 と 配当金÷時価 です

ちゃんとしたデータはないですがだいぶ前にXでアンケートしたら配当金÷時価がめちゃくちゃ多くてびっくりしました。私は配当金÷簿価で計算してたので

なので皆さんと感覚は違うかもしれません

簿価つまり取得原価ですね。購入金額とも言います。その株を100円で買ったらその株が50円になろうが200円になろうが配当金利回りの分母は100円のままです

私はこの利回りが4%を基準で考えてます。安定して増配している場合は3%中盤くらいまで許容してます。これを下回れば売却します。たとえどれだけ損していてもです

それが理由で今年は日本製鉄を売却しましたね。損しました。

その金額でまた新しい株を買えば良いですし、現金のままおいててまた〇〇ショックの時につぎ込める資金とするのもアリです

逆に言えば利回りが4%を下回らなければ減配しても売りません。市場はとんでもない動きをする時代です。多少の柔軟性がないとダメですね。もちろんその荒波をキレイに乗り越えてくれそうな企業を選んでるつもりですし、ほとんどの企業は増配してドンドン利回りが高くなっていて配当金が安定しているから多少減配しても保有し続けられたり、容赦なく損切できているとも言えます

生涯に十分な資産を完成出来る時

まだ確定はしてませんが65歳くらいに100歳までの必要なお金を計算し予測が立てば取り崩していく計画を立てる予定です

今は30歳後半まだどんな事があるかわかりませんし計画を綿密に立てる必要はないと思ってます

今をたのしみながら資産をムリなく築いていけば65歳くらいまでには数千万は出来上がってる感じになるでしょう

その時に何をしたいのか、それにはいくら必要なのか、生活にはどれだけ必要なのかを計算してその分を取り崩す予定です

最後に

投資は出口まで行けて初めて完了します

出口戦略を考えずに投資するのはゴムなしバンジーするようなものです。必ず出口戦略、少なくとも方向性だけは決めておきましょう

最後までお読みいただきありがとうございます!

今日も明日も頑張ってFIRE目指していきましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました