静かな退職って何?FIREとの関係は?

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おはようございます!ムッシュです!

今日は静かな退職って何?FIREとの関係は?というテーマをお伝えしていきます!

数年前からアメリカや中国の若者中心に局所的にブームになってる静かな退職

それは一体何なのか?なぜブームになってるのか?FIREとの関係はあるのかということをお伝えしていきます

そして私は静かな退職についてどう思っているのかもお伝えしていきますが、前提として私は静かな退職には否定的な立場です。否定的な人がまとめた文章であるというのをご留意ください

ではいきましょう!

静かな退職って何?

「静かな退職」(Quiet Quitting)とは、仕事に対する熱意ややりがいを失い、必要最低限の業務だけをこなす働き方を指します。

あと従業員が職場での過剰な労働や期待に対して反発し、必要最低限の業務をこなすことで自己を守る行動という捉え方もあります。

静かな退職の特徴

  • 最低限の業務遂行: 静かな退職を選ぶ人は、業務に対して積極的に取り組むのではなく、求められる範囲内での仕事を淡々とこなすことを選びます。仕事に対する情熱やモチベーションが低下しているかでしょう。
  • 仕事と私生活のバランス: 仕事を生活の中心に置かず、むしろプライベートの充実を優先する考え方に基づいています。「仕事は生活のための手段」と捉え、過度な労働を避ける傾向があります。
  • ハッスルカルチャーへの反発: 静かな退職は、従来の「がむしゃらに働く」文化(ハッスルカルチャー)に対する反発としても捉えられています。特にミレニアル世代やZ世代の間で、仕事に対する価値観が変化していることが背景にあります。

労働者の搾取感

労働者が企業からの過剰な要求や不公平な労働条件に対する反発とも言えます。多くの人は、長時間労働や低賃金での労働に疲弊し、自己の時間や健康を犠牲にすることがイヤなのです。当然ですねw

経済的背景と社会的圧力

経済的な不安や生活費の高騰も、静かな退職を促す要因です。特にZ世代やミレニアル世代は、経済的な安定が保証されていない中で、過剰な労働を強いられることに対して敏感です。昔はいかに会社に尽くすか、自分を犠牲にできるかが美徳とされてきたのでしょうがこれは間違いだと理解し行動することが正義だという価値観が広まっているのでしょう。これは正しい流れで元々争いは良くない、競わせないという教育を受けてきたので、社会に出てこのような状況では、必要最低限の業務をこなすことで、自分を守る選択をすることが多くなります。

社会的な意識の変化

労働者の権利や福祉に対する意識の高まりとも関連しています。従業員は、自分の健康や生活の質を重視するようになり、労働条件に対して批判的な視点な行動をしてもそれは正義であるという考えが広まっています。

よって静かな退職というのは社会(会社)がむちゃくちゃしてきたのでそれに反発する形で生まれてきたと思われます。しかし中にはいろいろは考え方があり一言に静かな退職といっても、むちゃくちゃな会社に反発する人もいれば、単純にやる気が全くない、働きたくないという人も紛れているので全部をひとまとめにとらえるのは早計ですね

そして一つの物事を少なくとも2方向からは見ておくと比較的正しく見えるのではないでしょうか。静かな退職のメリット・デメリットを考えてみましょう

静かな退職のメリット

私は否定派ですがメリットもちゃんとあります。

1. プライベートの時間の確保

仕事にかける時間や体力を減らし、プライベートの時間や体力を確保できます。定時での退社や業務時間外の連絡を避けることで、趣味や家族との時間、自己啓発などに充てる時間が増えますし、帰りにどこかに寄って帰るということで充実した生活が送れる可能性があります。

2. 自己成長の機会

静かな退職を選ぶことで、仕事に対する熱意が薄れる一方で、自己成長のための時間を確保することができます。仕事に追われることなく、自分の興味や関心に基づいた学びや活動に時間を使うことができるため、自己成長の機会が増えるかもしれません

3 精神的な余裕

静かな退職を選ぶことで、精神的な余裕を持って働くことができます。業務に対する過度のプレッシャーが減るかもしれません

そして最低限しか働かないので上司からあきらめられ仕事が振られなくなるとそれだけで気分がラクになるかもしれません。他の従業員との協力やコミュニケーションも最低限になり干渉しあわなくなるため精神的にラクになるかもしれません

メリットはどうでしょうかw自分で書いていてもちょっと無理やりに感じる部分が多々あったのですがwものは考えようという感じですw

労働意欲・出世欲のない人にとっては静かな退職も悪くないと思います。

静かな退職のデメリット

私は否定派なのでデメリットの方が多いと思います

1. 生産性の低下

静かな退職を選択する従業員は、求められる以上の仕事をしないため、組織全体の生産性が低下する可能性があります。業務に対する積極的な関与が減少し、新しいアイデアや改善提案が生まれにくくなるため、組織の成長に悪影響を及ぼすことがあります。

本人ではなく会社にとってなのでやる気のない人にとっては関係ないと思うかもしれませんが、会社があげた利益が給料や福利厚生の源泉になります。それを自分で減らす行為なので会社が違法な事をしていない限りは自分で自分の首を絞めるだけの行為です

2. 職場の士気の低下

積極的に働く同僚がいる中で、必要最低限の業務しか行わない人がいると、他のメンバーの負担が増加し、職場の雰囲気が悪化する可能性があります。

メリットで挙げたのはあくまで自分にとってのメリット。周りからしたら迷惑ですし、そもそも必要最低限って誰が決めるのでしょうか。日本の会社員の多くは契約書を交わして労働していません。最低限というのはあなたが思う最低限であって、会社や周りの社員の思う最低限とズレている場合ただのサボりにしか見えません

3. キャリアの停滞

必要最低限の業務しか行わないため、上司や同僚からの評価が低くなり、結果としてキャリアの成長が遅くなるあるいは成長しません。

出世欲のない人にとっては別に構わないかもしれませんが、同僚や部下に先に昇進され、その指示を受けたり叱責されることを屈辱的に感じないのであれば問題ないのですがそういう人がどれだけいるのでしょう。偏見ですが、労働意欲のない人・やる気のない人はプライドだけは高い印象を受けます。職場に行くのがイヤになる可能性の方が高いように感じますね

4. 自己成長の機会の損失

メリットと真逆の事を言ってますよねwわかってますw

メリットは会社以外での成長の事を指していますが、これは会社での成長で、正しくは仕事での成長ですね

新しいスキルを学ぶ機会や、挑戦的なプロジェクトに参加する機会が減少し、結果として職業的な成長が停滞することがあります。メリットの方がブラック企業に勤めていて自分を守るために会社では反発し、副業に集中しているなら多少意味があるかもしれませんが、ただ遊びたいだけなら仕事での成長は見込めないでしょう

5 組織への依存度の増加

必要最低限の業務をこなすことで、組織のサポートや指示に頼る傾向が強くなり、自立した働き方ができなくなる可能性があります。

若いうちは良いかもしれませんがそんな働き方を続けて40~50代になって会社の倒産など様々な要因で働いていた会社に勤められなくなった時、何のスキルも実績もない役立たずの中年をどこの会社が採用してくれるのでしょうか。つまり労働者保護の手厚い日本であると今働いている会社にしがみつく他に生きる道がかなり少なくなるのです。そしてその会社に貢献はせずお荷物になっているという毒を巻き散らかす寄生虫のような状態です(口が悪くてごめんw)

静かな退職を選ぶ人の特徴

静かな退職(Quiet Quitting)を選ぶ人には、いくつかの共通した特徴があります。これらの特徴は、仕事に対する姿勢や価値観の変化を反映しています。

1. 仕事への熱意が低い

仕事に対する熱意ややりがいを感じていないことが多いです。業務を淡々とこなすことに満足し、自己実現やキャリアアップを求めない傾向があります。このため、業務に対して感情を込めず、本人が必要最低限の業務だけを行うことが特徴です。

大体の人が最低限だと思うのは、職務記述書に記載されていない業務を断ったり、簡単な業務のみを引き受けたりすることが見られます。

2. 経済的な不安や報酬への不満

努力しても報われないと感じることが多く、正当な評価を受けられないと感じている人が多いようです

これは会社側の責任もありますが、端から見れば1の努力に対して10の評価を受けて当然というわがままな人間である可能性もあります

何をもって「正当な評価」なのかを自分の物差しだけで決める思考は危険です

3自己成長の機会を求めない

仕事において新しい挑戦や学びを避け、現状維持を選ぶ傾向があります。

中には自分では挑戦し変化もしないが、相手や周りには変化を求める人や、~すべき論を展開する人もいるいみたいですね。このタイプになるとこじらせ感が強いですよねw

なぜ静かな退職を選ぶ人が増えたのか

そもそもですが、私は若者の行動・思考は、時代の鏡であったり生き方の最適解になっていると思います

つまり静かな退職は時代が創り出し、その時の生きる上での最適解の1つではないでしょうか

なぜ静かな退職が増えたのか考察していきます

1. 働き方に対する価値観の変化

近年、特に若い世代の間で、仕事と私生活のバランスを重視する価値観が広がっています。従来の「仕事中心」の生き方から、「自分らしい働き方」を求める傾向が強まり、仕事に対する熱意が低下する結果、静かな退職が増加しています。特に、コロナ禍を経てリモートワークが普及したことにより、働き方の多様化が進み、会社員は自分の時間を大切にするようになりました。

2. 経済的な不安と報酬への不満

長時間働いても報われないと感じる従業員が増え、努力が評価されない環境に対する不満が高まっています。このような状況では、従業員は最低限の業務をこなすことで、自分を守ろうとする傾向があります。

私は最初はこれから始まったんじゃないかなと思いますね

あと多くの会社員がキャリアパスや評価制度の不透明さに不満を抱き、努力が報われないと感じることが多く、自分の成長やキャリアの見通しが不透明な中で、業務に対するモチベーションを失うことがあります。

会社側の対処

会社側も静かな退職はめちゃくちゃコスパの悪いものなので対処しなくてはいけません。むしろやる気のある人が静かな退職を選ぶのは会社に責任があると思います。対処して静かな退職を自社で出さないようにしましょう

1. モチベーションの向上

従業員のモチベーションを高めるためには、定期的なフィードバックや認知、報奨制度を導入することが重要です。業務への取り組みが評価され、成果が認められる環境を整えることで、従業員は業務に対する意欲を維持しやすくなります。

2. コミュニケーションの強化

オープンなコミュニケーションを促進するために、定期的な1on1ミーティングやチームミーティングを実施し、従業員の意見や懸念を収集することが重要です。また、匿名のフィードバックシステムを導入することで、従業員が率直な意見を共有しやすい環境を提供します。

3. キャリア開発のサポート

従業員のキャリアの発展を支援するために、スキルトレーニングやキャリアプランニングの機会を提供します。従業員が自身の成長に向けて努力することで、モチベーションが向上し、業務への関心を保つことができます。

4. 柔軟な働き方の導入

過剰な労働や仕事量の管理が従業員のモチベーション低下につながることを防ぐために、リモートワークやフレックスタイム、休暇制度の見直しを行い、従業員が働きやすい環境を整えることが重要です。バランスの取れたワークライフバランスを維持することで、従業員のエンゲージメントが向上します。

ブラック企業が「最近の若者は静かな退職なんてしやがって!」と怒っても「でしょうね!」としか言えませんw

5. 企業のビジョンと目標の明確化

企業のビジョンや目標、従業員一人ひとりの役割や貢献がどのように企業全体に影響するかを明確に伝えることが重要です。これにより、従業員は自分の仕事に対する意義を見出しやすくなります。

自分の会社がどこに向かい今どこにいて、自分の仕事はどんな役に立っているのかを理解するだけで人としての充実感につながると思いますね。

あなたの会社の社員に「あなたは会社でどんな役割なの?」や「あなたの会社は何をしようとしているの?」と尋ねて、ちゃんと答えられる人はどれだけいますか?

6. 健康的な職場環境の構築

従業員の精神的・身体的健康を維持するための対策を講じることも重要です。カウンセリングや健康促進プログラムを提供し、従業員がストレスを軽減できる環境を整えることが、静かな退職を防ぐ一助となります。

静かな退職とFIREの違い

私はFIREを目指しています

中には静かな退職とFIREを混同している人もいるみたいですが、実際はちょっと似てるだけで別物です

1. 定義の違い

  • 静かな退職: 静かな退職は、従業員が職場に留まりながらも、業務に対する取り組みを最低限に抑える行動を指します。必要な業務だけをこなし、追加の努力や責任を避けることで、自分の時間やエネルギーを守ることを目的としています。つまり社会・自分へのあきらめと防御と現状維持がメイン
  • FIRE: FIREは、経済的自立を目指し、早期退職を実現するライフスタイルです。FIREを目指す人々は、資産を築き、早期に仕事を辞めて自由な生活を送ることを目指します。これは、長期的な計画と投資を通じて実現されることが多いです。詳しくはあなたはどれが好き?FIRE全5種類を解説!をご覧下さい

2. 共通の背景

両者は、以下のような共通の背景を持っています。

  • 働き方の見直し: コロナ禍を経て、多くの人々が仕事と私生活のバランスを見直すようになりました。リモートワークの普及により、会社員は自分の生活を優先する傾向が強まり、静かな退職やFIREの考え方が広がっています。
  • メンタルヘルスの重視: 現代の労働者は、心身の健康を重視するようになり、過度な労働やストレスから距離を置くことを選ぶようになっています。これが、静かな退職やFIREを選ぶ動機となっています。

3. 目的の違い

  • 静かな退職の目的: 静かな退職は、現在の職場に留まりながらも、自己の生活や健康を優先することが目的です。従業員は、仕事に対する熱意を失い、必要最低限の業務をこなすことで、ストレスを軽減しようとします。
  • FIREの目的: 一方、FIREは経済的な自由を追求し、早期に仕事を辞めることを目指します。FIREを実現するためには、計画的な資産形成や投資が必要であり、長期的な視点が求められます。

4. 相互の影響

静かな退職とFIREは、互いに影響を与え合うことがあります。例えば、静かな退職を選ぶことで、仕事に対するモチベーションを失い、結果的にFIREを目指すことになる場合があります。また、FIREを目指す過程で、静かな退職の考え方が浸透することもあります。

似て非なるものですが、似ているのは間違いないという感じでしょうかw

私が静かな退職に否定的な理由

静かな退職は私が目指すFIREと似ている部分があるのは間違いないですが、決定的に違うのは将来性と社会への貢献度です

静かな退職は今を悲観している部分が大きくかつ、努力したくない、リスク負いたくない、責任負いたくないというネガティブな印象もありますし実際そうだと思います。そして経済的な面から言うとお金を稼ぐのに全く向いてないんですよね。ですが前述もしましたが空いた時間を副業などに使うならまだ可能性はあるのですが、単純に遊ぶため、働きたくないだけに静かな退職をしている人はお金稼げない人です。職場がイヤとか職種が向いてないなら転職すれば良いだけです。

さらに社会への貢献度はそんなの気にしないと言われればそれまでですが、静かな退職は自分以外の誰の役にも立ってないで、むしろ邪魔してる存在です。誰の役にも立ってない存在として生きるのと役立ってる存在として生きるのは人生の幸福度は違うと思います

FIREも同じではないかという人はFIREするのはズルいのか?をご覧ください。めちゃくちゃ役に立ってます。社会への貢献度は天と地の差があります

労働時間は1日8時間その時間をいかに最低限で過ごすかに注力するより、自分が楽しめることと稼げることのちょうど良い所を探すのに注力した方が良いと思います

めちゃくちゃ簡単にまとめると静かな退職は時間の無駄ですね(きつくてごめんw)

最後に

自分に向いてる仕事探しや転職活動中に一時的に静かな退職状態になるのは問題ないと思いますが、それで一生過ごそうというのは運次第ですが哀れな最後になりそうな気がしてなりません。

しかしながら何をもって幸せとするのかは人それぞれ、私は否定派ですがあなたが静かな退職をしたいんだとなればどうぞご自由にと思いますw

めちゃくちゃ大企業に勤め厚顔無恥な人で多少の世渡りのうまさがあればいけるかなぁという感じですw

私は今日も明日も楽しんでFIRE目指していきます!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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