銘柄選びの条件 2024年版

お久しぶりです!

今年はいろいろありましたし、これからもいろいろありますが

投資家としてはやっていくことは高配当とインデックス投資を続けること

私のインデックス投資はiDecoだけでオルカンとSP500のemaixm slimなんですが

高配当は個別株を買って自分でポートフォリオ作ってやってます

インデックスは正直やることないので放置です、見てもないですねw

高配当投資は何といっても銘柄選びが重要!

そこで私の銘柄選びをお伝えしようと思います

一応調子は良く暴落も含み益のまま乗り切ることができたので一定の実力はあるんじゃないかと思いますので見てみてください

銘柄選び1 上場から10年以上経ってる

会社を上場させるのは非常に大変です

なのでそれを目標にしている経営者も多いですが、上場はゴールではないです

そこで燃え尽きて継続できない会社も多くありますがそれを見抜くのは至難の業

なので10年生き残れた会社はビジネスモデル、収益・財政の健全性、経営者の手腕など一定以上のレベルに達してると判断してます

銘柄選び2 売上高

なんといっても利益の源泉は売上高、そしてその利益から配当金は支払われます

そこが不安定や減少傾向にあっては意味がないでしょう

なので金額はさておいて安定しているか、多少波があっても増加傾向かを見てます

銘柄選び3 EPS

企業の収益性を測る指標の一つで、1株あたりにどれだけの利益が生み出されているかを示すものです。

つまり、EPSが高いということは、その企業が1株あたりに多くの利益を出している、言い換えれば収益性が高いということを意味します。

これが増加傾向か安定しているかを見ます

配当金の安定度合や今後増配してくれる期待が高いです

銘柄選び4  営業利益率

営業利益率とは、企業の本業の収益力を示す重要な指標の一つで、売上高に対して、どれだけの営業利益(本業から得られた利益)が出ているのかを示す割合のことですね

簡単に言うと、企業がどれだけ効率的に利益を出せているかを表すものです

これが業種平均以上であることが条件です

業種によって利益の出しやすさは違います

市場全体では4%が平均ですかね

でも業種平均が6%なら5%は低いですし、業種平均が2%なら3%でも高いです

もちろんもっと細かく見ないといけないですがキリがないので業種平均を目安にしてますね

銘柄選び5 自己資本比率

企業の財務の安定性を測る上で非常に重要な指標の一つです。

企業の総資産のうち、自己資本がどれくらいの割合を占めているかを示すもので、いわば「会社の自己資金でどれだけ賄われているか」を表しています

これは40%以上を目安にしてます

ただ金融関係はビジネスモデルにおいてとても低くなってしまうのは仕方ないので、金融関係は自己資本比率は見ないですね

銘柄選び6 営業CF

営業キャッシュフロー(営業CF)とは、企業の本業である営業活動によってどれだけの現金を生み出しているかを示す指標です。

簡単に言うと、企業がどれだけお金を稼いでいるかを、現金の流れという観点から表しています。

なぜ営業CFが重要なのか

  • 企業の真の実力: 利益は、売上高から費用を差し引いたもので、必ずしも現金化されているとは限りません。一方、営業CFは、実際に手元に入ってきた現金を示すため、企業の真の実力を測る上で重要な指標となります。
  • 資金繰り状況: 営業CFがプラスであれば、本業でしっかりと現金を生み出しており、資金繰りが安定していると考えられます。
  • 将来の成長力: 営業CFが安定してプラスであれば、その資金を設備投資や研究開発に充てることができ、将来の成長につながる可能性が高まります。

営業CFは企業の売上回収能力といっても良いでしょう

売上高はあるのに回収能力が低い会社が次々潰れたのがリーマンショックです。黒字倒産ってやつですね。そして当然その中から配当金がでますので営業CFは非常に重要な条件です

私は営業CFが常にプラスになっている企業しか選びません。少なくとも直近10年はプラスでないとダメですね。企業も良くなるので以前ダメでも今は良くなってるパターンがありますから

銘柄選び7 現金

配当金も設備投資も自由に使えるお金がいくらあるかにかかってます

貸借対照表上の現金が安定しているのは最低条件、ビジネスが堅調なら増加傾向にあるはずです

なので現金の残高が増加傾向にあるのが条件

銘柄選び8 配当性向

配当性向とは、企業がどれくらいの割合で利益を株主に配当として還元しているかを示す指標です。

簡単に言うと企業が1年間で稼いだお金(当期純利益)のうち、どれくらいを株主に配当金として渡しているか、という割合のことです。

計算式は以下の通り

配当性向 = 配当金額 ÷ 当期純利益 × 100

これが40%前後が健全で70%以上は高すぎるという感じです

配当金多く払ってくれるなら良いじゃないかって思うかもしれませんが会社が得た利益を会社が得るか、株主が得るかで極端な話配当性向100%株主が全部得るとなると、会社は成長や維持、何かあったときの資金が無いのは健全でないと思うので40%前後が健全と判断しました

今はDOE(株主資本配当率)に変更している企業も増えてきてますね

これは営業利益率と同じように業種平均で見るのが正しいかと判断してます

DOEの場合配当は安定しますが反面、業績が良くなってもそこまで配当には影響しなくなりますので良し悪しありますね。増減配の幅が小さくなるといったイメージですかね

銘柄選び9 配当利回り

配当利回りは投資金額で見る人と時価で見る人に分かれると思いますが

私は投資金額で見る人です。推測ですが時価で見る人は短期で売買することを考えているのかと思いますが私は長期投資で基本ほったらかしなので投資金額(簿価)で見ます

配当利回りは厳しめの税引き後で4%です

NISAなら比較的簡単ですが特定だと5%はないと税引きで4%にならないのでリスクは高いですね

その分銘柄選びが厳しいので大丈夫であろうと思ってます

銘柄選び10 決算資料

1~9まではyahoo配当利回りランキング・証券アプリ・IRバンクなどで比較的簡単に見ることができます

その条件をクリアした企業のHPに行きIR情報や事業内容を見ます

決算説明会用の資料が見やすいですね

中にはこれが非常に雑な企業、見にくい企業、さらには5年以上前で更新が止まってる企業もあるのでそういう企業の性格みたいなものも推し量れる材料になります。長く付き合う相手とは気持ちの良い関係でいたいですからね

あとIRバンクでは見れないのが流動資産比率

企業が1年以内に現金化できる資産(流動資産)が、1年以内に返済しなければならない借金(流動負債)をどれだけカバーできるかを示す割合のことです。

流動資産比率 = 流動資産 ÷ 流動負債

短期での財務安定性の目安になります

適正な比率は業種によって異なるんですが、ここはセオリー通り2以上であれば良いかと思います

あくまで短期の目安なので買う時に確認する程度ですね

銘柄選び11 例外

何事にも例外はあります

自己資本比率の時の金融関係のようなものです

それは〇〇ショックの時は除外するということ

もちろん〇〇ショックの時でも揺るがないのは評価しますが、そんなときでも売上高は維持しろ営業CFはプラスでないとダメだ!などパワハラ上司みたいなことは言いませんw

天変地異もありますし戦争もあります

それに巻き込まれたのを企業の責任にするのは酷なものです

最後に

いかがだったでしょうか?

一つ1つはそんなに大したことないですが10個もあればかなり絞られます

一応1度チェックした企業はリストアップして2度手間にならないようにしてますが、条件クリアしたのは100社あれば2社くらいです。惜しい企業で15社くらい

それだけ厳選しても損する時は損します

でもトータルだと100万以上は得してます

将来は明るいですしもっと良くなっていきますから楽しみで仕方ないです

8月の大暴落も余裕でしたからね

この銘柄選びがあなたの一助になれれば幸いです!

Fire目指して頑張っていきましょう!!

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